【家族の想い出編】家族旅行へ
家族のために何をしてあげられるか、よ〜く考えてみました
今回は、家族のためにしてあげられる一大イベント、旅行です
子供の春休みを利用し、家族旅行へ行ってきました
いままでは、私が仕事にかまけていたため、まともに旅行に連れて行ったことがありませんでした
ずっとヨメとムスメからは、〇〇に旅行に行きたいと、たくさんせがまれていたのを、仕事を理由に我慢してもらっていたのです
今思えば、ひどいことをしていました
ヨメとムスメは、私が仕事に打ち込むことを応援してくれていました
パパが仕事に集中したいのであればと、自分たちの思いを我慢して
そんなヨメとムスメに対して、仕事を理由に持ってくることは、有無を言わさず諦めざるを得ない状況となること
そのときはそこまで全く考えていませんでしたが、今ならどんな酷なことをし続けてきたのか、よく分かります
今さらではありますが、これからはちゃんとヨメとムスメの思いに応え、楽しい旅行の思い出を作り上げたいのです
そうして、私は、1泊2日の旅行プランを組むことにしました
まず最も重要なことは、ヨメとムスメの希望に沿ったプランであること
ヨメは
①ご当地の美味しい料理を食べたい
②宿泊先はキレイなところで美味しいディナーが食べられるところが良い
③おしゃれで映えるところに行って写真を撮りたい
④狙っているおみやげを買いに行きたい
ムスメは
①思いっきり遊べるところに行きたい
(アスレチックや遊園地などの、体使ってはしゃげるところが良いみたい)
②海のものが食べたい
(海鮮料理が食べたいようです)
といった要望が挙げられました
経済的な面で限界はございますが、すべてのご要望にお応えいたしましょう
そこから、ヨメとムスメの要望を満たす旅行プランを組み上げました
これがなかなか大変でした
限られた時間と場所の中、どういう経路で行くのが効率的か、各施設の営業時間やイベント時間、予約を要するイベントの受付方法、映え映えのおすすめスポットはどこか、などなど
さらにはプランの遂行に支障が出た場合の第二プランまで練り上げ、自分としてはかなり綿密なプランを組み上げました
会社の重要な接待以上でもここまではしなかった
すべては、ヨメとムスメに旅行を楽しんでもらうためです
旅行の予約も取れて、そしていざ旅行に出発
結論を申し上げますと、私の旅行プランは半分成功、半分失敗でした
ヨメとムスメが楽しみにしていた料理のお店が、物価高により営業日を変更しており、お休みになったいたり
ムスメが楽しみにしていたアスレチックが、何か異常が発見されたのか半分以上が使用禁止になっていたり
イレギュラーな事態の発生により、一部、要望に応えられなかったのです
私は、凹みました
よりにもよって私たちの旅行の日に限ってこんなことがあるなんて
せっかくの旅行なのに、ヨメとムスメの希望を叶えてあげられなかった
ただヨメとムスメは違いました
そんなの気にすることなく、他にできることを楽しんでました
旅の終わりに、ヨメとムスメに謝りました
「せっかくの旅行なのに、楽しみにしてたことできなくて、ゴメンね」
すると、ヨメとムスメは、笑いながら嬉しそうに、こう言いました
ヨメ「でも、今回の旅行スゴく楽しかったよ。一生懸命計画してくれて嬉しかったよ。」
ムスメ「パパがたくさん遊んでくれたおかげでとっても楽しかったよ。」
私は、ヨメとムスメに背を向けて上を向きながら目を擦りました
ヨメとムスメに、こんな情けなくて弱い姿なんて、見せられないから
私は、失敗付きの旅行計画を組んだだけ
なのに、家族からこんなにも喜んでもらえるなんて、、思ってもみなかった
なんかこれまでの後悔だとか、家族のために頑張ろうって気合い入り過ぎてたとか、説明うまくできないけど、いろいろな想いがあったのが、ヨメとムスメの言葉で救われた
パパの方が、二人に感謝だよ
ありがとう
こんなヘタレなパパにさえ、最高級の優しい言葉をかけてくれる二人
今日もヨメとムスメに感謝です
これは、仕事第一の人生から、家族の大切さにようやく気付き、家族第一の人生のため奮闘する、ヘタレな私の物語です
気付くのがとてもとても遅かったけど、これからは、家族のため、一所懸命、生きていきたいと思います