【家族の想い出編】イボ親子
こんなブログを見に来てくれたあなたに、今日も感謝です
今日も私はヘタレなりに頑張ってます
今回は変なタイトルですが、イボの話です
実は、私、数年前から足裏にイボがありました
特に痛みもなくずっとほったらかしにしていたのですが、ここ1ヶ月くらいで、そのイボがなんと、ムスメにうつってしまったのです
最初は、手の甲に1箇所だったのですが、少しかすり傷を負うごとに増え、今は、両手のひらに1箇所ずつできて、いまや、合計3個所もイボがあります
さすがにもうほってはおけないと思い、ムスメと皮膚科に通いイボ治療することになったのです
それにしても、ムスメは私のイボがうつったときも文句の一つも言いませんでした
ただ、イボができたと笑っていました
そうして、皮膚科に通い始めることになるのですが、ムスメは、パパと一緒に皮膚科行くと言ってくれました
しかしながら、お互いの時間の都合が合わず、いつも別々に行っていました
そんな中、ようやく一緒に皮膚科に行けるタイミングができたのです
ムスメはめんどくさいイボ治療の通院もなにやら嬉しそうでした
ムスメと一緒に病院へ行き、受付を済ませると、お互いイボ治療のために診察待ちをしました
診察待ちの間は、一緒にパズルの本を解いたりしました
そして、私たち二人が呼ばれました
どうやら同じ部屋で治療するようで、一緒のタイミングで中に入るよう呼ばれました
私たちはドアを開けて入ると、看護師さんたちが立って待ち受けていました
一緒に入ってきた私たちを見て、看護師さんたちはクスクスと笑っていました
親子揃ってイボになり、一緒に治療しに来る姿は、大変珍しい様子でした
確かに、親子そろってイボ治療なんてなかなかユニークな光景ですかね
そうして、私たちの治療が始まりました
まずはムスメから
ムスメは液体窒素によるイボ細菌の治療です
綿棒に染み込ませた液体窒素を局部に押し付けるものだけですが、これが意外と痛いようです
ムスメの場合は手の平という皮膚が薄く敏感な箇所をに押し付けるので、なお痛いようです
ムスメは我慢しながら、治療に耐えました
次は、私の番です
私は以前液体窒素治療を行っていましたが、あまり効果が見られなかったので、サリチル酸のシールを貼って、ふやけた皮膚の部分をどんどん削っていき、それをイボの深部まで到達するまで行い、イボ細菌ごと削り取るという治療です
私は足裏なうえ、ふやけて感覚のない皮膚をカミソリで削るのみで無痛な治療です
ただ、ベッドでうつ伏せで寝転がってるだけで、なんの苦痛もなく終わります
ムスメは医者の先生が私に施す治療を、楽しそうにじっと見つめています
ときには、「この黒くなったところって何?」などと先生に質問したりしています
先生も「これはね、イボの菌が死んでいるところだよ」とごきげんに教えています
人の足裏を見て何やら楽しそうに話す二人を見るのは、異様な光景でした
ようやく私の治療が終わると、私はベッドの上に座り、靴下をはこうとしました
すると、ムスメは私の靴下を持って、私に履かせようとしてくれました
ムスメが履かせてくれようとするのは大変嬉しいのですが、人前ですのでなんだかこっぱずかしかったです
そんな私たちの様子を見て、周りの看護師さんたちはまた、クスクスと笑っていました
微笑ましいようすだったのでしょうか
ムスメはそれを聞いて、恥ずかしくなったようで、途中で靴下を履かせるのをやめました
パパはなんだか恥ずかしかったけど、すごく嬉しかったです
もうそろそろ年頃になってくる女の子が、パパの臭い足に靴下を履かせてくれるなんて
ましてやそれを人前でやるなんて、、まだまだかわいいムスメで、嬉しくて一安心でした
でも、これはムスメの優しさだと思います
足臭いなんて顔したりしたらパパが悲しむ、というような優しさからだと思います
ムスメは本当に心の優しい子に育ち、パパは本当に嬉しいです
心の優しさはママゆずりかな
そんなムスメと一緒に居られて、パパは本当に幸せです
今日もヨメとムスメに感謝です